AppleサプライヤーLGディスプレイの四半期損失はOLED投資に影響を与える可能性は低い
AppleのサプライヤーであるLG Displayは、スマートフォン市場への懸念の高まりを受けて、2度目の四半期損失を報告し、2020年までの投資計画を27億ドル削減した( ロイター より)。
LG株は、ディスプレイパネル価格の予想以上の下落と予測不可能な見通しを受けて7%下落した。この発表は、アップルのもう一つのサプライヤーである台湾に本拠を置くTSMCも、過剰供給と不均衡な競争のリスクに関連したモバイル市場の不確実性を理由に 、収益と投資の見積もりを縮小したというニュースに続いて行われた 。
Appleにとって重要なことは、LGは、既存のLCD事業が影響を受ける可能性があるものの、27億ドルの投資削減は韓国企業のLCDからOLED生産への移行速度には影響を与えないと述べた。
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投資削減はLGの主力の液晶ディスプレイ(LCD)事業から次世代の有機発光ダイオード(OLED)パネルへの「移行を加速する」計画には影響しないと同社は述べた。
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2020年までにOLEDパネルに約20兆ウォンを投資する計画は据え置かれており、削減は主にLCD事業に適用されることになる。
アナリストらが売上高の90%以上を占めると推定するLGの伝統的なLCD事業は、急成長する中国のパネルメーカーが生産能力を増強する中、価格下落に苦戦していると伝えられている。
このような背景から、Appleは LGのOLEDパネル事業に26億7000万ドルを投資して おり、韓国企業はAppleとの契約の一環としてiPhoneの注文のみに特化した生産ラインを構築していると言われている。
これとは別に、LGは Appleと、同社の2018年モデルのiPhoneにLCDパネルとOLEDパネルの両方を供給する契約を 結んだと考えられている。
Appleは今年後半に2台のOLED iPhone(5.8インチと6.5インチ)と1台の6.1インチLCD iPhoneを発売すると予想されており、LCDデバイスは2つのより高価なOLEDデバイスと並んで低価格の選択肢として位置付けられることになる。
この契約により、LGは2018年に約2,000万枚のLCDスマートフォンパネルと約300万~400万枚のOLEDパネルをAppleに出荷することになる。LGはまた、2019年にAppleからの6.5インチパネルの注文の大部分を確保したいと考えており、これにより同社は業績を伸ばすことになるだろう。同社のOLED出荷量は年間1000万個に達する。
LGのOLEDパネル事業はまだ利益が出ていないが、同社は第3四半期の利益はプラスになるだろうと述べた。










